日創研経営研究会 本部会長
㈱日本創造教育研究所
代表取締役 社長
田舞 徳太郎
鹿児島経営研究会会員の皆様におかれましては、益々のご清栄を心よりお慶び申し上げます。
さて、早いもので日創研経営研究会も設立30年目を迎えました。まさに、光陰矢の如しですが、「縁ありて花ひらき、恩ありて実を結ぶ」この言葉を強くかみしめている今日この頃です。
この30年で各地経営研究会が想像以上に発展を遂げてきました。これもひとえに研鑚いただいた皆様方の多大なご尽力の賜物です。心より感謝御礼申し上げます。
1994年8月22日大阪第二研修センターで発起人会を開催し、全国から約180名の皆様方に期待をもってご参集いただき、同年11月7日、39会の認証と委嘱、約750名の会員により、記念すべき第一回本部理事会が開催されました。
「一つの理念・二つの目的・三つの誓い」を旗印にどのように学んでいけば良いか、設立当初は定款や諸規定も未熟で、試行錯誤の本部理事会でした。熱意に満ちた本部役員、全国の各地会長の皆様方の真摯なご協議やご審議・素晴らしいご支援・ご尽力・リーダーシップを賜り、ときに移動理事会なども開催しながら、毎回のごとく改善を果たしてきました。
設立当初は、電話や郵送でのご案内から始めた時代でしたが、本部組織も充実し、組織活性化委員会の活躍、レクチャラー委員会、公式教材普及委員会の各例会が開催され、本部三大事業(全国大会・全国経営発表大会・特別研修)も盛大に開催されるまでの発展を遂げて参りました。
しかし、皆様ご存じのように、円安や少子高齢化の進行による深刻な人手不足など、日本経済は筆舌に尽くしがたい苦境下にあります。 今後は、いかに付加価値を持たせた経営活動ができるか、安易な考え方に終わることなく発展させ、国家の繁栄に貢献すべき時であると考えます。
今一度、自社の経営の質を問い正し、日創研経営研究会への参加意義、存在理由、使命を問いかけ、さらなる強力な研鑚の場として発展させなければなりません。各地会員の皆様方におかれましては、自社の発展を通して地域貢献を果たしていく気概を持ちつつ、未来の日本の発展に寄与する価値を担うためにも、「さらなる学びの場として」ご活用していただきますことを切に願うものでございます。
日創研鹿児島経営研究会
初代会長
今別府産業株式会社
代表取締役 会長
今別府 英樹
私が7TT受講中の1994年8月22日、田舞代表より招集があり、全国から180名の有志が大阪の日創研センターに集合、日創研経営研究会設立発起人会が開催された。
11月7日に大阪で第一回本部理事会開催、各地で経営研究会が設立されることとなった。設立目的はTT卒業生 による、学び続ける環境を各地で創り出すこと。 鹿児島経営研究会は12月22日に弊社会議室にて設立総会を開催、私が初代会長に選出された。会員28名でスタート、年末迄に全国で39の経営研究会設立、会員数は750名に達した。 鹿児島経営研究会認証番号は設立順で30番となった。
設立当初は、総会、理事会、例会、委員会の運営にも試行錯誤、毎回背中に大量の汗。連絡もFAXと固定電話だった。定款と一つの理念、二つの目的、三つの誓いのみを頼りに、初期チャーターメンバーの志の高さから、毎回の出席率ほぼ100%。例会では即時指名と即題10 分間プレゼンが行われ、緊張感に満ちていた。 自社を良くし、立派な経営者になることを目的にメンバーは学び続けた。特に印象に残っているのは、2年目に田舞代表を迎えての「諦めるか、チャレンジするか」の講演会を、サンロイヤルホテルにて有料で1700名集客できたことだ。また、この場のスピーチにより、社員 さん達からの承認を感じた。
30周年を迎えるにあたり、これまでの歩みを感慨深く振り返りつつ、今後も仲間と共に学び続け、40周年を迎え、会社も自身も健康で元気な80歳を目指したいと考えている。
日創研鹿児島経営研究会
第18代会長
有限会社 髙木生花店
代表取締役 社長
髙木 克也
日創研鹿児島経営研究会設立30周年を迎えるにあたり今年度会長としてご挨拶申し上げます。
日創研鹿児島経営研究会は平成6年12月に設立総会を経て設立され、早30年目を迎えました。これもひとえに、歴代会長をはじめ諸先輩方が築いてこられた「すべてが学びである」という健全な会風がこの30年間醸成されてきた賜物であると深く感謝を申し上げます。
設立時の会員数28名から現在は76名となりました。会員同士が本部研修で得た学びを持ち寄る現代の「郷中教育」ともいえるような場として発展したことも本会の特徴です。
会員黒字率においてはコロナ禍においても2021年は約83%、2022年は約86%、昨年度は約91%となっており、会員企業の学び実践し続ける自助努力と本会が経営者として切磋琢磨しあえる活動を積み重ねてきた結果だと思っています。
私は2013年に入会し、入会2年目から理事を拝命し、「会員黒字率100%」、「行列のできる経営研究会へ」というビジョンに向けて、志の高いメンバーと共に活動して参りました。 現代は予測が困難であるVUCAの時代とも言われています。そのような時代においても本部研修と経営研究会での学びの両輪を活用し、地域の中で一目置かれるような会員企業が集まる鹿児島経営研究会でありたいと心から願っております。
「一つの理念」「二つの目的」「三つの誓い」を愚直に実践してきた姿は今後もそのままに継承し、未来に向かってさらに進化した経営研究会として発展すべく、心新たに取り組んで参ります。